欲張らず、真面目に誠実に取り組んでいく。

江田 菊枝  えだ きくえ

江田 菊枝
生年月日 昭和27年1月2日生まれ
血液型 A型
趣味 パソコン教室
住まい 埼玉県加須市
インタビュー
この仕事をするようになって・・・ もともとは農業高校を出て農業をしていました。
21歳でお見合いをして結婚しました。
最初は、大工という職人の世界に戸惑いを感じて、慣れるまで大変でした。
20年近く経ったときに、ようやく慣れた感じがしました。
最初の10年くらいは子育てをしながら、現場に行っていました。
現場で、道具出したり、片づけたり、掃除をしたり。
当時は、和室の下地づくりや、クロスの下地づくりをしたり、
主人が墨付けをした後にほぞ取り機械でほぞをとったり、電気かんなをかけたりもしていました。
時には、手伝ってくれている職人さんと一緒に屋根にあがって、
屋根の下地作りをすることもありました。
初めの頃は屋根にあがることよりも屋根から降りる時が怖かったのを覚えています。
男性が使うような機械を使っていたので、重たくて長時間の作業はしんどかったです。
一番大変だったのは、現場に出たときのトイレです。
昔は今のように仮説トイレがありませんでした。
お客さんのトイレを借りたり、トイレのある公園をさがしたりしていました。
お客さんのお宅のトイレを借りることが申し訳ないと思っていました。
男性の中に混じっての現場の仕事はいろいろとたいへんなことがありました。
今は、事務や経理の仕事をしています。
54歳くらいからパソコンを習い始めました。
同世代の方を対象にした教室があって、今でも通っています。
仕事をしていて嬉しい時 お家ができあがった引き渡しをする時は一番達成感があります。
達成感もありますが、ホッとする気持ちもあります。
建築期間中は、そのお家の為に一生懸命やっているので、
引き渡しが終わるとホッとして、1週間くらい休みをとりたい気分になります。
反対に、長く現場にいるので、引き渡しが終わると、寂しい気持にもなります。
20代の頃の出来事ですが、家の建築が終わったころ、
そこの奥さんが請け負った金額とは別に3万円を私に下さったことがあります。
特別お金持ちというご家庭でもありませんでしたし、当時の3万円は結構な金額だったと思います。
よい職人さんがいてくれたお陰で、感謝していただいて、金一封を包んでくださったんです。
とてもありがたかったです。
これからは・・・ これからは・・・ 江田建築のいいところをもっと知ってもらいたいと思います。
お客さまからは、次も頼みたい、誰かに紹介をしてあげたい、と思ってもらえるように。
何かあったときには、また頼みたいと思ってらえる関係でいたい。
そう思って、仕事をさせていただいています。
その為には、自分のできることを一生懸命やるしかないと思ってやっています。
プライベートでは、今まではなかなか外に出かけることができなかったので、国内でも、海外でも、夫婦で旅行をしたいと思っています。
今年(2011年)初めての海外旅行でフランスに行きました。
旅行に行っても、海外の建物の屋根や壁など
建築仕様などにどうしても目がいってしまいます。
これで地震に耐えられるのかな?とか、キレイにできているなぁとか思ってしまいますが、
それもまた楽しさでもあります。